2005年11月30日水曜日

仏教は実在論である

仏教は従来抽象的な観念論が中心であり、その究極にある虚無主義として理解されて来た傾向が強い。しかし日本の仏教僧である道元禅師やインド仏教僧である竜樹尊者の著作を読むと、仏教は紛れも無い実在論である。この佛教の基本思想について根本的な理解が生まれて来ないと,本当の意味の仏教は永遠に理解する事が出来ない。